ロシアでは2026年9月1日より、外国人に対する健康診断の改定規則が施行される。新規則の下では、ロシアに90日を超えて滞在する予定のすべての外国人は、入国後30日以内に健康診断を受けることが義務付けられる。これまでは、就労目的でロシアに入国する人のみがこの義務の対象だった。
検査後、医療機関は正式な診断結果(電子形式を含む)を発行する。そのデータはロシア保健省の統合情報システムに登録される。特に、危険な感染症や違法薬物の使用の有無を確認することに重点が置かれている。検査の結果、極めて危険な感染症やその他の違反が確認された場合、医療機関は24時間以内にロシア内務省およびロスポトレブナドゾール(消費者権利保護・福祉監督庁)に通報することが義務付けられている。これにより、違反者の国外追放に関する決定を迅速に下すことが可能になる。
健康診断の受診を回避した場合の罰則は、すでに今年6月の時点で強化されている。手続きを受けることを拒否した場合、当該外国人はロシアでの滞在許可期間の短縮や2万5,000~5万ルーブルの罰金を科されるリスクがあり、行政処分としての国外追放の対象となる可能性もある。期限までに罰金が支払われない場合、罰金額は倍増し、国外追放が義務付けられる。(kurilnews.ru 2026/8/18)


