「千島列島―ロシア:遠き国境の力」択捉島のロシア軍師団司令部に新たな壁画現る

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択捉島ゴリャチエ・クリュチ村(瀬石温泉)で10月18日、「クリル(千島列島)―ロシア:遠き国境の力」と題された壁画の除幕式が行われた。同村で公開された壁画としては、これが2作目となる。この新たな記念碑的作品は、国家の遠隔の国境地帯に駐留し、安全を確保しつつロシアの国益を守る軍人たちへの敬意を象徴するものとなっている。

壁画の制作は、著名な軍司令官や祖国の防衛者たちの功績を称えるという伝統を受け継ぐもので、つい一月ほど前には、ソ連邦英雄の称号を二度授与されたコンスタンチン・コンスタンチノヴィチ・ロコソフスキー元帥を記念する壁画が制作された。そして今回、大祖国戦争の英雄たちを称える歴史的な記念碑の隣に、現代の姿を映し出す新たな芸術作品が加わった。

壁画には、任務を遂行する軍人たちの姿と、ロシア軍の強さと戦闘能力の象徴であるT-80戦車が描かれている。背景にはイヴァン・グロズヌイ火山(焼山=1158m)をはじめとする択捉島の山々がそびえ立っている。ここに駐留する軍人たちにとって、この地は「家」であり、軍人は日々、その家を守り続けている。「遠き国境の力」という言葉は、深い意味を帯びている。それは、そこに生きる人々、日々の労苦、戦友に対する責任感、そして任務を完遂しようとする揺るぎない覚悟を体現しているからだ。

式典において、ロシア軍東部軍管区司令官代理のミハイル・ヤコヴレヴィチ・ノスレフ中将は、参列者に向けて次のように述べた。

「第18機関銃・砲兵師団の諸君。君たちは、文明社会の快適さから遠く離れた場所で国家の守りについている、世界でも唯一無二の部隊です。君たちがロシアの伝統を重んじ、自然環境や居住施設、そしてこの土地そのものを大切に扱っていることは、称賛に値します。現在、この地域の強化が決定されており、生活環境の改善と作戦能力の向上を目指した大規模な建設プロジェクトが始動しています。何よりも我々が目指すのは、全員がこの地へ無事に戻り、国家防衛という重要な任務を継続できるような、集団としての勝利です」

式典では、第18機関銃・砲兵師団長のA.ファブリチノフ大佐、第49機関銃・砲兵連隊長のE.ヴァリウリン大佐、第18機関銃・砲兵師団参謀長のD.ペトロフ大佐、そしてクリル地区のコンスタンチン・イストミン市長氏らが祝辞を述べた。また「ロシア・コミュニティ(ルスカヤ・オブシチナ)」組織のクリル支部コーディネーターであるアレクサンドル・ゴルチャエフ氏、ゴリャーチエ・クリュチ村にあるN.A.ヴィルコフ中等学校のナタリア・ナジトコワ校長、そして「ユナルミヤ(青年軍)」運動の「モロダヤ・グヴァルディヤ(若き親衛隊)」分隊の代表者たちも式典に出席した。

ミハイル・ヤコヴレヴィチ・ノスレフ中将が、駐屯地で功績のあった軍人たちを表彰したほか、伝統に倣い、この壁画を制作した兵士アルカディ・コシュルコ伍長が、作品に自身の署名を書き入れた。この行為は、プロジェクトの象徴的な締めくくりであると同時に、現在クリル諸島で任務に就き、国を守っているすべての人々に対する敬意の表れでもある。

ゴリャーチエ・クリュチ村に新たに誕生したこの壁画は、村の景観を彩るとともに、択捉島で任務に就く人々を称えるものである。クリル諸島の険しくも美しい自然を背景に描かれたこの壁画は、ロシアの遠隔地が単なる地理的な境界線ではなく、人々が暮らし、任務に励み、祖国防衛を名誉と考える場所であることを、強く印象づけている。

駐屯地の指揮官らは、プロジェクトの実現と必要な資材の提供してくれた個人事業主のウラジーミル・グリゴリエヴィチ・ロゴザ氏、「コンチネント」社(有限会社)創設者のユーリ・イヴァノヴィチ・オクセニュク氏、「ロシア・コミュニティ」クリル支部コーディネーターのアレクサンドル・ウラジーミロヴィチ・ゴルチャエフ氏に対し、感謝の意を表した。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/10/18)

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