プーチン大統領が2025年を英雄的な兵士やウクライナ東部での特別軍事作戦の参加者など祖国のために戦ったすべての人々の偉業を称え、記憶を継承する「祖国防衛者の年」にすると発表したことを受けて、北方領土の国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル中等学校で13日、「祖国防衛者の年」の開幕を記念する式典が開催された。
式典には生徒、教師、地区行政の責任者らが参加した。参加者と来賓らはロシア国歌を斉唱した後、戦死した兵士たちの偉業を称え1分間の黙祷を行った。
国後島と色丹島では軍事愛国イベントが定期的に開催されている。小学生向けの「勇気の授業」では、ウクライナ東部で戦った英雄が講話しているほか、必要な装備を含む支援物資が集められ戦闘地域に送られている。文化会館のアーティストたちはコンサートを開催して住民の精神を鼓舞している。(南クリル地区行政府テレグラム2025/1/13)
