9月21日に色丹島を襲った暴風の影響で漁船が沈没？—マロクリリスコエ(斜古丹)にあるオストロブノイ水産加工場付近の沖合で起きた異変を目撃した住民は当初、そう考えた。予報官は、クリル諸島(※北方四島を含む千島列島)で最大風速35メートルの台風並みの強風と大雨を予測していた。
しかし、その後の調査で状況が明らかになった。この漁船は廃船となり、水産加工場の従業員が自ら沈没させたことが判明した。「そこでは桟橋を建設中で、沈没船は釘などの建設用として使われるだろう」と、ある目撃者は語った。彼は後に、沈没船で作業が行われている様子を捉えた写真も撮影した。(sakh.online 2025/9/22)
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