択捉島のイストミン市長が、数日間の日程で同島を訪れていたモスクワからの観光客と対話した。モスクワ出身のナタリア・ドゥナエヴァさんは5日間の滞在予定で島を訪れたが、すでに現地の風景に魅了されている。彼女たちのグループは、到着からわずか2日間で、太平洋側のカサトカ湾(単冠湾)で海に入ったり、奇妙な形の木々が立ち並ぶ有名な「神秘の森」を散策した。

「車で走りながら広大で開放的な景色を目にすると、自分の国にいるんだと実感します。それに、これまで訪れた海外の場所よりもここはずっと美しいですね。以前はヨーロッパを旅していましたが、今はロシアの魅力を再発見しています。本当に素晴らしいです!」とナタリアさんは語る。
サハリンやクリル諸島を訪れるというアイデアは、全くの偶然から生まれた。2020年以前、ナタリアさんは「白い断崖」(フランス・ノルマンディー地方エトルタ近郊「アラバスター・コースト」にある白い断崖)の絶景を楽しむために、頻繁にフランスを訪れていた。しかし2年前、妹がクリル諸島を訪れ、美しい写真の数々を持ち帰ったのだ。
「写真を見て、『わあ、フランスの景色よりも素敵!』と思いました。最初は『比較してみたい』という特定の目的でここに来たのですが、実際にはもっとたくさんの美しい場所があることに気づきました。ただ歩いているだけでも、至る所に美しい景色があるんです。それに、母国語で話せますし、素晴らしい人々や海、魚に囲まれていますから……」とナタリアさん。

対話の中で市長は、観光開発がサハリン州のヴァレリー・リマレンコ知事によって積極的に支援されている優先分野であることを強調した。近代的なインフラを整備するための計画的な取り組みのおかげで、国内各地からの旅行者にとって、ますます魅力的な目的地となりつつある。ナタリアさんたちは、温泉やバランスキー火山(指臼山)などを訪れる予定だ。旅行前に人気の動画共有サイトで現地の映像をチェックしており、島の新たなスポットを探索する準備は万端だ。
さらに、景色の良い展望台のある階段や、公共庭園「踊る木々」といった択捉島の施設も高く評価しており、コンパクトで美しいデザインに感心していた。観光開発について話題が及ぶと、ナタリアさんは興味深い考えを語ってくれた。「都市のインフラ整備が進めば、さらに多くの観光客がここを訪れるようになるでしょうね。今のところ、何もかもが本当に気に入っています。」
また、毎晩ライブ配信を行い、友人や知人に写真を送っているとも話した。「至る所に写真を投稿し、毎晩ライブ配信もしています。だから、口コミ効果は絶大ですよ!」— 首都から訪れたゲストたちは、そう言って笑った。(クリル地区行政府テレグラム2026/7/7)


