来年2027年はサハリン州設立80周年にあたる。この重要な節目を記念し、文化や愛国心をテーマにした数多くの行事が予定されている。組織委員会の会合では、記念行事の準備に向けた協議が行われた。

現在のサハリン州は、1947年1月2日に設立された。その背景には、軍国主義日本を打ち破り、南サハリンとクリル諸島(北方四島を含む千島列島)を取り戻した英雄的な戦いがあった。「この80年間で、サハリン州は大きな歩みを遂げ、国内でも特にダイナミックに発展する地域の一つとなりました。この記念すべき年をふさわしい形で祝い、地域の発展に貢献した歴史的出来事や傑出した人物に敬意を表することが重要です」と、ヴァレリー・リマレンコ知事は強調した。
この機会を記念し、州政府は知事による特別な記念賞を新設した。同賞は、地域の社会経済的発展への多大な貢献、職務や市民としての義務を果たす中で発揮された個人的な勇気や英雄的行為、さらには積極的な社会奉仕、ボランティア活動の推進、伝統の継承、そして思いやりのある行動に対して授与される。
州設立80周年の年には、「サハリンの伝統:誇るべきものがある!」と題した大規模な展覧会が開催される。この展示では、戦後の復興から現代の技術的成果に至るまで、同州の独自の発展の軌跡が紹介される。また、州の歴史の一部となった80人の人物の物語を紹介する特別コーナーも設けられる。さらに、様々な時代の画期的な出来事を芸術的に表現する演劇作品「サハリンは私」の制作準備もすでに始まっている。2027年にはボランティア・プロジェクト「サハリン・ドブロ」が実施されるほか、映像制作プロジェクトも始動する。後者は、サハリンやクリル諸島の集落名の由来となった歴史的人物に焦点を当てたドキュメンタリーシリーズとして結実する予定だ。さらに、地理的な場所の発見、探検、開発、あるいは創設に貢献した著名な人物や歴史的出来事を記念する一連のイベントが開催される。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/8/10)


