ロシアのプーチン大統領は択捉島で地元住民と面会した。「お天気、最高ですね!」と、クリル諸島の住民たちはプーチン大統領を温かく迎えた。イズベスチヤ紙によると、ある少女は冗談交じりに、プーチン大統領がきっと自分でこの好天を演出したのだろうと話したそうだ。
面会中、プーチン大統領はヤロミルという名の少年と握手を交わし、択捉島の若者たちの学業の成功を祈った。和やかな会話の後、プーチン大統領と択捉島住民は記念撮影を行った。(択捉島のクリ地区行政府テレグラム2026/8/13)

ロシアのプーチン大統領が北方領土を初訪問(日本経済新聞2026/8/13)
タス通信は13日、ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したと伝えた。プーチン氏が北方領土を訪問したのは初めて。現地の水産加工工場を視察したという。
北方領土には2010年、当時のメドベージェフ大統領がソ連、ロシアを通じて国家元首として初めて国後島を訪問した。その後も首相として12年に国後島、15年と19年に択捉島を訪れ、北方領土がロシア領土の一部だと主張した。
北方領土は1945年の第2次世界大戦終結直後にソ連軍が占領して以降、ソ連とロシアによる実効支配が続く。
プーチン氏は12日、極東サハリン州で海軍太平洋艦隊の軍事演習を視察した。演説で日本のロシア外交に言及し、故安倍晋三元首相らと建設的な関係を築いたが「残念ながら立場に変化が見られる」と話した。
ウクライナ侵略を受けて日本が一方的に制裁を科し、ロシアを脅威と位置づけたと非難した。北方領土の帰属は「第2次世界大戦の結果生じた現実として国際文書に明記されている」と述べ、ロシア領と確定済みだと主張した。
プーチン氏の発言は従来のロシアの立場の繰り返しだが、日ロ関係について時間をかけて説明するのは最近では珍しい。関係が悪化した原因は日本にあると強調し、日本側に歩み寄りを促した可能性がある。


