2026年1月—7月 北千島セベロクリリスクとカムチャツカ間の空路・海路5,500人以上が利用

千島列島

2026年1月—7月の7カ月間で、北千島パラムシル島セベロクリリスク~ペトロパブロフスク・カムチャツキー(カムチャツカ地方)間の海路および空路を利用した乗客数は5,519人に上った。内訳は、航空機とヘリコプター利用者が3,911人、船舶利用者が1,608人だった。サハリン州運輸・道路省によると、パラムシル島とカムチャツカ間の旅客数は、前年同期と比較して安定的に推移している。

同省のマクシム・ジョゴレフ大臣は、サハリン州政府が北クリル地区における交通アクセスの確保に特に注力していると述べた。当局が予算から輸送費を補助することで、運賃を低く抑えることが可能になっている。これにより、同州で最もアクセスの困難なエリアと本土との間で定期的な輸送が確保されている。その結果、近年では全体の旅客数だけでなく、船舶の平均乗船率も向上している。

現在、主力船である「アナトリー・チェルネエフ号」が36人の乗客を輸送しており、予備船の「ヴァシリー・ザヴォイコ号」も同航路で運航されている。州政府の補助金のおかげで、地元住民は5,341ルーブル(約1万円)からチケットを購入できる。その他の乗客については、客室の等級にもよるが、運賃は10,011ルーブル(約1万8,800円)からとなっている。

海上輸送は堅調な伸びを見せており、2025年には船舶の運航回数が180回に達し、2023年比で20%増加した。昨年は4,500人近くの乗客が輸送された。昨年は計438便を運航し、7,000人以上を輸送した。船舶の平均乗船率は68.5%で推移している。

海上ルートに加え、両都市間ではMi-8ヘリコプターも定期運航されている。同機は乗客定員19名と小型で、週6便が運航されている。片道運賃は8,010ルーブル(約1万5,000円)。この価格は、極東地域における公益性の高い航路を支援する連邦政府の助成プログラムによって維持されている。

同省によると、航空便の利用は増加傾向にあり、ヘリコプターの搭乗率は2023年に73%だったが、2025年には90%近くに達した。(sakh.online 2026/8/18)

タイトルとURLをコピーしました