サハリンのユジノサハリンスクで、展覧会「サハリンとクリル諸島(※北方四島を含む千島列島):勝利の9月」が開幕した。本展では、ソ連軍が第二次世界大戦最後の揚陸作戦を展開した1945年8月19日から9月1日にかけて、タス通信の特派員が撮影した貴重な写真が展示されている。

タス通信の戦略担当ディレクター、セルゲイ・クゾヴニコフ氏は「81年前、ここ太平洋岸で、人類史上最も血塗られた戦争の最後の砲声が鳴りやみました。タス通信はその戦争のあらゆる日々を記録し続けました。我々のジャーナリストは最前線やパルチザン部隊で活動し、赤軍と共に国会議事堂(ベルリン)まで進軍し、極東での戦闘における重要な出来事を捉えました。…本展には、戦争末期の貴重な瞬間を歴史に残した報道写真家たちの作品が含まれています。…これらの写真は、何よりもまず『人々』に焦点を当てたものです。要塞化された海岸を強襲し、この地域の住民を日本による占領から解放した人々の姿を伝えています」と、開会式で述べた。

これらの島々の解放をめぐる戦闘では、2,000人以上のソ連兵が命を落とした。展示写真には、大連に入城するソ連軍戦車兵や、歓喜の涙を流してソ連の水兵たちを出迎えるハルビンの住民の姿が捉えられている。また、敵の銃座を真っ先に封じ込めた英雄たちの肖像や、戦闘の合間のつかの間の休息の様子なども紹介されている。サハリンでの本展開催は、サハリン州議会および同議会のエレーナ・カシアノワ議長個人の支援を受けて実現した。

「サハリン出身者として、軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦の終結を記念する9月3日を目前に控え、ユジノサハリンスクでこの展覧会を開催できることは、私にとってとりわけ重要な意味を持ちます。これは、大祖国戦争の最後を飾る、しかし決して重要性が劣るわけではない歴史の重要な一章についての真実を、私たちが大切に守り続けていることの証です。1945年9月は、極東全域における我が国の歴史の新たな時代の幕開けとなりました。そしてこの展覧会は、貴重なアーカイブ写真を通じて、私たちをあの英雄的な日々へと誘ってくれます。TASS通信の特派員たちは、極東での勝利をいち早く記録しました。現代のジャーナリストたちは、彼らが残したかけがえのない遺産を継承し、私たちが生きた歴史を肌で感じられるようにしてくれたのです」とカシャノワ氏は述べた。
写真家の中には、開戦初日から終戦まで従軍し、戦勝パレード直後に極東へ派遣されたエフゲニー・ハルデイ氏も名を連ねている。1945年9月2日、戦艦ミズーリ号の艦上で、ソ連を代表して日本との降伏文書調印の瞬間を写真に収めたのは、まさにハルデイ氏だった。「この展覧会は、歴史的真実を保存しようとするTASSの広範かつ体系的な取り組みの一環です。真実を守り抜き、それを次世代へと継承していくことこそが、私たちの共通の目標なのです」とクゾヴニコフ氏は強調した。(タス通信2026/8/27)


