[日本人]人口の登録作業、身分証明書の発行を開始

日ソ混住時代

「歴史読本 サハリン州立公文書館紀要第2号(1994年)」より

人口調査の実施に関する南サハリン州内務省(UMVD)局長からD.クリュコフ宛ての覚書(資料番号96)

1946年8月3日

極秘

……本年3月、同州の内務省(MVD)機関は、南サハリンに居住する[日本人]人口の登録作業を開始した……。その結果、279,404人が登録され、うち172,303人が成人であった。民族別の内訳は、日本人254,299人、朝鮮人24,774人、中国人79人、アイヌ152人である。人口の写真撮影作業も開始され……、居住登録・抹消届、居住証明書、世帯台帳などを日本語に翻訳するため、新聞『ノーヴァヤ・ジズニ(※新生命のこと)』の有能な翻訳者が動員された……

5月前半までにすべての準備措置が完了し……、ほぼすべての内務省(MVD)事務所において、一時身分証明書の発行および日本人人口の登録が開始された……

人口処理拠点の責任者(MVD局、防諜機関「スメルシ」、軍部隊、その他の機関から選抜された人員)には翻訳者が配置された……。パスポート処理拠点の責任者は翻訳者と協力して業務にあたり、一時身分証明書の発行に関する決定は、面接、各種確認事項の解明、および書類の検証を経て下された……

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