択捉島・別飛 市長が住民と対話集会 除排雪、薪ストーブの灰処理など議論

択捉島の話題

10月16日、択捉島レイドヴォ村(別飛)の文化会館で、コンスタンチン・イストミン市長が住民との対話集会を開いた。市長のほかアンドレイ・ボリセンコ副市長や住宅・公益事業部門や社会政策部門の幹部職員、市有財産管理部門の代表者、自治体公益事業企業「ジルコムセルヴィス」、現地の不動産管理会社、そして地区議会議員のセルゲイ・アセエフ氏らが出席した。

議論の対象となったのは、歩道や縁石、街灯の状態、水質、集合住宅の維持管理、そして公共料金の算出方法など。提起された懸念事項のいくつかについては、市長がその場で担当部署に対して指示を出した。その他の課題については、専門家によるさらなる検討を経て、適切な解決策を策定することとなった。

特に、レイドヴォ村の冬に向けた準備体制に重点が置かれた。住民からは、降雪後に道路や各住宅へのアクセス路を迅速に除雪してほしいとの要望が出された。道路網の維持管理は公営企業「ジルコムセルヴィス」が担っているが、必要に応じて追加のリソースが投入されるという。

また、こうした会合ではあまり取り上げられない話題として、薪ストーブ等から出る灰の処理についても議論された。現在、灰専用の回収容器が設置されていないため、市長は、住民にとって便利かつ安全な回収方法を構築するよう指示した。

もう一つの重要な議題は、燃料費についてだった。卸売価格の上昇を受け、サハリン州のヴァレリー・リマレンコ知事の支援により、NNK(独立石油会社)から直接燃料を供給する体制が整えられたことが住民に説明された。これにより、一般の人々にとって価格がより手頃な水準に保たれている。日常の移動に必要なガソリンを確実に確保できるよう、燃料は割引価格で販売されており、1回の購入につき30リットルという上限が設けられている。それを超える量については別の料金体系が適用される。

会合の中で、イストミン市長は住民に対し、新たに赴任した地域担当の警察官を紹介した。この警察官はすでに任務を開始しており、地域や住民の様子を把握し、地域社会から信頼を寄せられている。市長は締めくくりの挨拶で、会合で挙げられた懸念事項はすべて記録されており、現在対応が進められていると強調した。(sakh.online 2026/10/19)

タイトルとURLをコピーしました