千島列島、嵐の後の贈り物 海岸に高級食材ホタテ、ホッキがざっくざく

千島列島

嵐の後、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)の海岸にはホタテやホッキが打ち上げられた。クリル諸島(※記事では島を明示していない)に住むデニスさんは、その豊かな収穫の様子を捉えた動画をソーシャルメディアで公開した。

嵐が過ぎ去った後の海岸線には、極上の珍味として知られるホタテやホッキが散乱していた。「今日の太平洋は決して穏やかではありません。ホタテやホッキを次々と打ち上げています。3時間ほど作業して、バケツはもう一杯になりそうです。今日の昼食には十分な量です」と、デニスさんは動画の中で語っている。

ロシア極東の住民にとって、悪天候の後にこうした「海の恵み」を手にすることは珍しいことではない。強い波や海流が海底から貝を巻き上げ、岸辺へと打ち上げるのだ。地元の人々にとって、これは新鮮な味覚を楽しむだけでなく、冷凍や塩漬けにして冬に備えるための

貴重な機会でもある。

ソーシャルメディアのユーザーも指摘しているように、クリル諸島産のホタテは今や非常に高価な食材だ。2026年時点での価格は、1キログラムあたり3,000〜3,500ルーブル(5,700円~6,650円)に上る。

※AIに聞くと、根室産のホタテ1kgの価格は通常購入で約6,400円〜7,000円前後

しかし、小売店で販売されているものは、何度も冷凍・解凍を繰り返されていることが多く、

食感や風味が損なわれがち。それに対し、この住民が拾い集めたホタテは「極上品」と言える。天然ものであり、工業的な冷凍処理を一切受けていない。デニスさんの体験は、クリル諸島での暮らしを鮮明に物語っている。そこでは、厳しい自然と太平洋が真のご馳走をもたらしてくれる。それは、本土の多くの人々が、たとえ大金を払ってもなかなか手にすることのできない恵みなのである。(sakh.online 2026/10/1)

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