択捉島では観光業が成長しており、その原動力となっているのが地元住民である。退役軍人であるニコライ・ツェネフ氏と妻のナタリアさんは、レイドヴォ(別飛)で家族経営のグランピング事業を立ち上げた。ここは、大自然の中での宿泊と、本格的なホテルの客室の快適さを組み合わせた施設。ニコライ氏は、ウラジーミル・プーチン大統領令によって設立された国営財団「祖国防衛者財団」の支援を受けている。この財団は、退役軍人の社会復帰を支援している。(クリル地区のイストミン市長テレグラム2026/7/17)

グランピング施設「グランプラス」
レイドヴォ村にあるドーム型キャビンの複合施設。展望台とビーチが近くにあり、敷地内には駐車場も。キャビンには快適なバスルームと簡易キッチンが備わり、テラスにはダイニングテーブルが設置されている。日中はロシア式サウナ「バーニャ」でリラックス。夜は暖炉と木製の椅子が置かれたくつろぎスペースでゆったりと。温かい食事の配達や観光ツアーなどのオプションも用意。料金は2人2泊30,000ルーブル(約5万7,000円)

択捉島のグランピング施設無残!! 千島の強風に耐えられず(sakh.online 2024/2/28)
択捉島に昨年7月にオープンしたグランピング施設「クリル・グランプ」が28日の強風によって無残な姿をさらした。地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」テレグラムは「テント都市はクリルの風の前に、半年強しか持たなかった」と書いている。グランピング施設はクリリスク(紗那)近郊に、オホーツク海とグダン・フメリニツキー火山(散布山)を望む絶景を売り物に、サハリン州から500万ルーブルの補助を受けて整備された。「赤い灯台」の編集長は択捉特有の強風に耐えられるのか心配で、共同オーナーのスベトラーナさんに尋ねたところ、「このような構造物は、もっと風が強いカムチャツカで優れた性能が証明されているので、心配していません」と楽観していたという。その結果、テント都市は半年強しか存続しなかった。2024 年の休暇を計画していた人々にとっては大きな失望だ。



