北千島セベロクリリスク「フィール・パラムシル」臨海部整備プロジェクト8月に完了 昨年7月の津波被害の復旧作業が進行中

千島列島

サハリン州のアンナ・サフィナ住宅・公共サービス副大臣が北千島パラムシル島セベロクリリスクを実務訪問した。今回の訪問は、第2クリル海峡(幌筵海峡)沿いで進められている臨海部整備プロジェクト「フィール・パラムシル」の進捗状況を確認することを目的としていた。

同省によると、このプロジェクトは、ロシア建設省が主催する「都市環境改善プロジェクト」の全ロシア・コンペティションで入賞したもの。サフィナ副大臣は「現在、2025年7月にセベロクリリスク沿岸を襲った津波で損傷した施設や歩道の復旧作業が行われています。水位の上昇と波の勢いにより現場が被害を受け、一時的に作業が中断されていましたが、現在は予定通り進んでおり、今年8月31日までに完了する見込みです」と語った。

この臨海部整備プロジェクトは2024年に開始された。その基本理念は、地域の自然のポテンシャルを活かすこと。設計は「環境の発見」というコンセプトに基づいており、多様なゾーンを備えた多機能な公共空間を創出することで、クリル諸島の独自の特徴を際立たせることを目指している。

プロジェクトには造園、フェンス設置、監視カメラの導入、舗装、照明、商業用パビリオン、駐輪場、バーベキューエリア、スポーツ・遊戯施設の整備に加え、小規模な建築構造物(ストリートファニチャー等)、アートインスタレーション、案内板の設置などが含まれる。

対象地は地元住民に親しまれている場所。今回の再開発は、雇用の創出や投資家・観光客への魅力向上を通じて地域の潜在力を引き出し、新たな利用者を呼び込むことを目指している。リラックスした時間とアクティブなレジャーの両方を楽しめ、イベント開催にも対応可能な特色ある空間の創出が図られる。(astv.ru 2026/7/1)

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