ロシア連邦航空局(ロサヴィアツィア)は、サハリン島のアニワ灯台(※日本が戦前に建設した中知床岬灯台)付近の岩場に自家用ヘリコプターを着陸させたパイロット、アンドレイ・メルニコフ氏の免許を6カ月間停止した。同パイロットの行動に違反が認められたほか、2月にはアルタイ共和国で同様の行政違反を犯していたことも判明した。(RIAーボスチ2026/8/21)
「厳しい処分が下された。2回の着陸で、操縦士免許を失うことになった。今シーズンはこれで終了だ。また2027年に会おう」–ロビンソン製ヘリコプターでサハリンのランドマークになっている観光名所アニワ灯台の岩場への史上初となる着陸を成功させたメルニコフ氏が自身のSNSで明らかにした。(citysakh.ru 2026/8/21)
アニワ灯台は高さ31メートルの建造物である。1939年、アクセスが困難なアニワ岬近くの断崖に建設された。戦後に近代化改修が行われ、1990年以降は自動運転に切り替えられたが、2006年に運用を停止した。アニワ灯台はサハリンのランドマークとされており、ロシア極東で最もよく知られた歴史的建造物の一つである。同灯台への訪問は、人気の観光ルートにも組み込まれている。
astv.ru 2026/8/21
メルニコフ氏は今年6月、クリル諸島(千島列島)へ向かっていたヘリコプターが、必要な許可を得ず、かつ安全規制に違反する形で、アニワ灯台近くのシヴチヤ岩に予定外の着陸を行った。この岩への着陸や灯台自体への立ち入りは、制限されていた。その理由は、灯台の塔の構造的な不備によるものだった。



