国後島、色丹島における廃棄物管理の取り組み

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2023年初頭、サハリン州が地域開発の新たな段階に入った。同州は、包括的な一般廃棄物管理の取り組みを開始したロシア国内の先駆的な地域の一つとなった。この動きは、島々の環境状況を大幅に改善し、生活の質を向上させるものとなる。同州では、廃棄物の分別収集プログラムが開始され、ヴァレリー・リマレンコ知事は、ロシア環境オペレーター(REO)との間で関連協定に署名した。

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)およびクリル地区(択捉島、ウルップ島など)では、有限会社「エコミール」の傘下で新たな事業が開始された。同社は「エコミール・クナシル」と「エコミール・イトゥルプ」という2つの子会社で構成されている。

この計画では、国後島のすべての集落に設けられた指定のコンテナ設置場所に一般廃棄物(SMW)を集め、その後、収集車でユジノクリリスク(古釜布)にある廃棄物管理施設へ輸送することになっている。粗大ごみも同様に、この施設へ運ばれる。

色丹島で発生した廃棄物は、まずマロクリリスコエ村(斜古丹)近郊の中継ステーションに集められ、そこで電池や電球などの有害物が選別・除去された後、残りの廃棄物は密閉コンテナに詰められ、海上輸送によって国後島ユジノクリリスクの施設へと運ばれる。

「エコミール」社のイーゴリ・アレクサンドロヴィチ・グレベンキン社長は「現在、『エコミール・イトゥルプ』施設の建設に向けた作業が完了に近づいています。国家専門家審査を通過し、現在は詳細な費用見積もりに関する専門家審査を受けているほか、環境影響評価のための書類作成も進めています。そのプロセスが完了すれば、施設の建設許可が下りることになります。我々の予測では、9月初旬には許可が取得できる見込みです。国後島に関しては、建設廃棄物処理場の建設許可がすでに取得されており、工事も部分的に進められています(進捗率は約30%)。2つ目の施設である熱処理施設は、一般廃棄物を処理するためのものです。設計は完了しており、現在は(必須要件である)耐震安全性審査に向けた書類を準備中です。その審査結果を踏まえ、9月末には州の専門家による評価を受けるためにプロジェクトを提出する予定です」と語った。

同氏は、別の新しい取り組みについても話してくれた。専用の機器を使って使用済み自動車タイヤを粉砕する小さな工場を開設したのだ。この施設には、個人や企業からタイヤが持ち込まれている。「ラバークラム(ゴム粒)」は、自動車タイヤから作られるリサイクル製品で、さまざまなサイズの粒状に粉砕されたもので、安全性、耐久性、耐摩耗性に優れた舗装面を作るために広く利用されている。道路建設会社がすでに、このクラムを購入している。ラバークラムの用途は多岐にわたり、継ぎ目のない舗装の施工、道路舗装の補強、基層の造成などに使用できる。また、遊び場の路面や縁石の製造に使われたり、強度を高めるためにアスファルト・コンクリート混合物に添加されたりもする。ちなみに昨年、ゴロブニノ(泊)の学校と幼稚園を建設した業者がこのクラムをうまく活用し、スタジアムのランニングトラックや遊び場の建設に採用している。(kurilnews.ru 2026/7/28)

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