択捉島を訪れたウラジーミル・プーチン氏の公務日程は、サハリン州の主要企業の一つである「ギドロストロイ」傘下の水産加工施設「ヤースヌイ」の訪問から始まった。大統領はリマレンコ知事と共に生産工程を視察し、従業員と対話を行ったほか、地元の特産品を試食した。
ロシアの社会団体「知識」サハリン州支部の第一副支部長セルゲイ・シャロフ氏は「今回の訪問は象徴的なものであり、決して偶然ではありません。これは、憲法上の基本原則の不可侵性、領土の不可分性、国の統一と一体性、そしていかなる国家による領土保全への侵害も許されないという点を強調する、新たなシグナルです。大統領の来訪は、サハリン州および我々の前哨基地であるクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)に対し、最高指導部が注視していることを浮き彫りにしています。ここは我々の土地であり、我々の領土です。これらの問題に関するいかなる議論も容認できません。大統領が将来再びサハリン州を訪れ、ワレリー・リマレンコ知事のチームや島の中心都市の首長、そして市行政チームが進めている取り組みの成果を目の当たりにする機会を持たれると確信しています」と述べた。
今回の訪問では、社会分野にも特別な注意が払われた。大統領はクリル地区中央病院を視察し、医療の質や施設の設備状況を確認した。
公務日程の次の訪問先は、「ロシア連邦英雄」エドゥアルド・ノルポロフの名を冠した学校であった。大統領はロボット工学に関心を持つ子供たちと対話した。また、プーチン氏は、特別軍事作戦で戦死した英雄の遺品などが展示されている学校内の博物館も視察した。
クリル地区のヴェロニカ・ロドマキナ副市長は「我々の大統領の訪問は、政府と国民の結束を明確に示すものです。ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ氏は、モスクワの執務室で受け取る無機質な報告書だけに頼ることはしません。住民との直接的な対話や、企業や社会施設の活動への関心は、彼が極東の生活実態を把握し、我々のニーズを深く理解していることを示しています。私たちクリル諸島の住民にとって、これは地域の発展が加速することの保証です。そして、この発展の中心にあるのは私たちの未来、すなわち子供たちです。今日、大統領の支援と国家プロジェクトの積極的な推進のおかげで、島の教育制度は質的な変革を遂げつつあります。国の方針として掲げられた私たちの最大の目標は、クリル諸島の子供たちがロシア中央部と同等の高い水準の教育を受けられるようにすることです」と述べた。(astv.ru 2026/8/13)


